新しい銀行口座を開設することは、生活において大切な一歩です。
しかし、手続きや必要書類について分からない事が多く、不安に感じることもあるでしょう。
そこで今回は「ゆうちょ銀行(郵便局)の総合口座開設」について必要な手続きや書類について紹介していきます。
お読みいただければ不安を解消できますので最後までお付き合いください。
ねえ、たぬおじ
ゆうちょ銀行(郵便局)に口座開設に行って断られる事なんてあるの?
ゆうちょ銀行(郵便局)では総合口座の開設については厳格に管理をしているので普通に断る事あるよ
ツイッターで検索してみると実際に断られた声が上がっているんだ
引越したから新しく地元の銀行に口座を作ろうと思って行ったら、断られた😢
— NAO (@4JB164b) February 17, 2023
他の銀行、ゆうちょ銀行に口座を持ってる人には、口座を開設する明確な理由がないとダメなんだって(生活費の引き落としだけも❌)
犯罪に使われるケースが多いからなんだって。知らなかったよー😭
今はわからないけどその昔、ゆうちょの口座作ろうとしたら既にあるから作れないって断られたよ😢
— ゆりさん (@yurisan1311) January 27, 2023
うわぁ、ほんとだ💦
しかも、この方達は2口座目以降を理由に断られているけど、初めての口座開設でも断ることがあるんだ
それでは詳しく解説をしていくよ
CASE.1 既にゆうちょ銀行で総合口座を利用している
ゆうちょ銀行で口座開設を断られる理由No,1がこちらです。
以前は理由さえあれば複数の口座を作る事は可能でしたが、現在はどのような理由があっても1口座のみの利用となっています。
お客さんが口座開設に来店した際にも、まずは口座の有無をお客さんに確認をした上で窓口端末で口座の有無の確認をしています。
むかーしは口座開設の手続きはだいぶお手軽でした。
お手軽すぎてペットの口座を作っている方もいて、実際にたぬおじは「佐藤 タマ」や「鈴木 ポチ」みたいな口座を見たこともあります。
CASE.2 本人確認書類の不備
架空口座を防止するために口座開設時には本人確認書類が必須となります。
その証明書が使えると思って持って行ったものが、実は使えないなんてことがあります。
ゆうちょ銀行では、口座開設時は必ず公的な機関が発行した証明書をこのような形で求めています。
顔写真の付きの証明書は公立学校の学生証も利用できるよ。
大学の場合は要注意で、「公立大学」は使えるけど「国立大学」は使えないよ(他行の場合は公立も国立も使用不可になっている所多いよ)。
中高ならば学校名の前に「県立」とか「市立」とかついてれば大丈夫だよ。
パスポートは顔写真がついているけど、2020年4月以降の発行分からは住所氏名を記入する欄が削除されているのでパスポートだけでは使えないよ(健康保険証などとセットで使える)。
本人が来店できない、または低年齢で自分で作れない場合は口座の名義人が未成年なら親権者が手続きできます。
その際に持っていくものは来店者は先ほどのものなります。
母子手帳は要注意だよ。
住所氏名欄の下にある公印欄に公印が押していないと使えないよ(1か月に1人ぐらいいるよ)
「顔写真付きの証明書が自宅にあるけど、すぐに口座が必要だから持ってきた健康保険証と住民票で作って」というのはできません。
自宅にある場合は持参いただくように断られます。
CASE.3 遠方のゆうちょ銀行(郵便局)で手続きをしようとしている
ゆうちょ銀行では架空口座防止の観点から口座開設のできる店舗を制限しています。
制限されていると、どこに行けばいいのか迷ってしまいますよね。
「旅行先で記念に口座を作りたい」や「買い物ついでに口座を作りたい」という理由で離れた場所で口座を作ろうとすると断られるよ。
CASE.4 本人以外が手続きをしようとしている
こちらも架空口座防止の観点から口座開設は原則本人の来店が必要になっています。
ただし、本人が未成年者(18歳未満)の時には同居の親権者が代わりに口座を開設することが出来ます。
以前は、配偶者の口座開設を代わりにすることはできましたが、手続きの改正でできなくなっています。
18歳以上の子供の口座を親が作る事はできないよ。
18歳以上の子供か、配偶者の口座が必要な時には本人に自宅か学校や職場の近くの郵便局に行ってもらってね。
「孫のために口座を作りたい」なんて祖父母からの依頼も受けられたけど今はダメになったよ。
CASE.5 近々、引っ越しをする予定がある
新生活に備えて口座開設をしようと思っても、その新生活のために口座が作れないケースがあります。
それはおおよそ2~3週間以内に引っ越しを予定している場合です。
なぜかというと、口座開設をした場合には登録の住所氏名あてに「キャッシュカード」か「口座開設の案内」が郵送されます。
実はその郵送物は居住確認も兼ねていて、郵送物がゆうちょ銀行に戻ると取り扱い停止の処理がされるために、口座開設時に引っ越しの予定を確認します。
郵送物は「転送不要」扱いがされるので、転居届をだしていたとしても郵便物はゆうちょ銀行に戻ってしまうんだ。
こういう時は「引っ越しを終え、証明書の住所を新しい住所にしてから、新住所の近くの郵便局」に行ってね。
口座開設には証明書の他に印鑑も
ここまで読まれた方ならば証明書についてはもう大丈夫!
では証明書以外には印鑑が必要になります。
たぬおじは何回か、某モンスター系の印鑑で口座を受け付けたこともあるよ。
別の名前の印鑑を使いたいケースは、結婚した際に旧姓の印鑑を使い続けることもできるよ。
口座開設をしてみよう
必要な証明書や印鑑も分かり、どこの店舗に行けばいいかも紹介させていただきました。
ではさっそくゆうちょ銀行へ行きましょう!
行く際には営業時間に要注意です。
郵便局は「郵便関係の営業時間」と「貯金保険関係の営業時間」で分かれています。
基本的に貯金関係ならば「9:00から16:00まで」と思っていただければ大丈夫です。
口座開設には多少の時間が必要となりますので15:00ぐらいまでに手続きが始められるように行くのがオススメです。
郵便局についてから記入する書類が2枚程度あるよ。
早めに出発しておけば万一忘れ物しても間に合うかも。
まとめ
今回はゆうちょ銀行の口座開設について紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか。
口座開設を断られるケースでは「思ったよりも細かく判断されているんだな」と思われた方もいると思います。
またゆうちょ銀行では、ネット上で必要な申込書を印刷できるサービスや通帳が不要ならばネット上で口座開設を申し込みできるサービスも用意されていますので、要望に応じてご利用ください。
コメント
コメント一覧 (2件)
ゆうちょ銀行だと、法人名だけで口座開設できると聞いたのですがどうなんでしようか。
例えば個人間で仕事のやり取りをする際に、口座番号などを教えなくてはいけませんが、本名で検索されると身バレの危険性が高く、法人口座がほしいなぁと思ったのですが、どうしたらよいでしょうか。
プロ象さん、コメントありがとうございます!!
ツイッターの方でもご質問いただいていたのでツイッターの方でお答えさせていただきました!
https://twitter.com/tanuoji7/status/1638874212705390593